2015年7月10日金曜日

こーじアンテナ!



○ 下の方の記事で、僕が大学やめたのは成田氏の所で勉強するためだ、と受け取られるようなことを書いてて、いやおまえがやめたの88年の春だろ先生の所に行き始めたのは89年の春だろって、意見もあるみたいなのですが、一応書くと、
  僕が通ってた大学は、中退しても2年間は復学可能でした(今は入学試験に通った生徒ならこの年でも復学可能になってます。すごい事です)。で、復学するかどうかの瀬戸際が、当時は鬼彫刻手伝いだした翌年の90年の3月だった。
  で、89年から先生の彫刻を手伝っている時(89年中の作業は結構二人きりの日が多かった)、成田プロみたいなのを作れればいいですねとは僕も言った事あるし、先生もそうは考えていたんだけど、例えば日野教室の先輩達はがっちり正業あって鬼手伝いもなかなか出来なかったし、その辺で多分例の弟子認定発言とか、弟子認定数増加とか色々あった。
  ただ途中でCMセット(サンプル的な)の仕事を先生が受けた時、それがあまり上手く行かなかったり、(ていうか前も書いたのではしょるが渋谷の弟子認定生徒とかのしたところがもろかったり色々。でもこれは日野生徒の先輩たちも手伝ったしお給金出たよ。嬉しかったなァ・・・)でもなんとか乗り切れたり、そんな気分の頃だったろうか(4月以前か以後か若干記憶が定かじゃないがその頃)。で、成田氏にそういう協力が出来るなら今後も参加したいと僕は思っていたので。
  で、結構弟子認定生徒と先輩生徒たち皆のモチベーションが意外と上がってきた所で、成田先生もそういう先生と僕らで作る仕事の受け方を本気で考えてたし、なんかみんな積極的になってると思ったので、それで僕は大学への復学をやめたのだった。それが90年の3月。
  で、多分プロダクションの方向をするには美術セットを作るのに必要な人員が必要だったんだろうと思う(先生はCMやデパートディスプレイの仕事も長年していた)。多分生徒の中で一番ディスプレイのセットなど家具系などをやりたかったのは、日野教室で僕の一週後に入ったI橋君だった。ところが例の、大江山の鬼製作時に、僕の名前がリストからいじめで外された事で、完全にI橋氏のここでやっていこうというモチベーションが切れてしまった。無理もない。(渋谷からの手伝いで、弟子認定のT笠&I田でも怪獣造型など特撮気ぐるみや原型師的な立体志向だったので。彼らはセット製作方面を志向してなかった。)
  I橋氏はライダーBLACKなどにも興味あり、僕の当時書いてた趣味の脚本なども燃えると言ってくれてたので特撮にも興味はあったのだが、あくまでも彼は「セット」に興味があったし・・・で、最後に僕に「こんなところに長くいると森本さん、潰されちゃいますよ・・・」と悲痛な声で言って美術教室をやめていった。そう彼が思うのも当然だろうと思ったけれど。I橋氏としてはやっぱりあのCMセットの出来ばえの事で、手伝い生徒たちに言いたい事が山ほどあったのだと思う。彼としてはもっとちゃんとした仕事をしたかったのだろう。それでも日野教室で僕の次の日数、鬼彫刻の手伝いやってたのはI橋君だし。彼は立派だったです。
  CMセットなどを作っていたプレハブは鬼彫刻終了とともに取り壊しになったので、後に大仕事はなかなか出来ずで、ひいては一度もりあがった成田プロ的思考が消沈してったのもそういう理由です。せめて僕が名前を消される騒ぎがなければ、彼はやめなかったと思うし、彼がやめなければディスプレイセットを明確に志す人が残って、まだ成田プロにつながる可能性も残ったかもしれないけれど。まぁ彼は全然悪くない。
  何よりそういうセット受注を受けるにはI橋君って後々絶対必須だったはずだと思う・・・・・とりあえずは、そういう事があって書いた言葉でした。あまり深く考えないでね。 (2015_7/10 7:22)
  (※ まぁ、だから僕(森本)としては「僕は成田先生の手助けしたかったから大学に復学しなかった」ってのは、それは堂々と言えるわけで。
    あと「I橋君がいないと~セット仕事が困難になる可能性大→成田プロの当時可能性消沈」って点について異論言い出す奴がいると困るから書くと、多分鬼スタッフの中でも、セットやセットに必要な家具の設計図面を書けそうな人は少なかったんだよね(日野教室にはいなかったし、主要手伝いの中にいたっけかって感じ)。何か特撮とかやるにしてもセットの図面引きで先生の手助けしたがる人がいるか、指示できる所まで成長できる人いるか?ってのがあったので、だからやっぱりそっち系のモチベーションを持ってたI橋君が抜けたのは大きかったんだろうなと思う。 10:58)
   (※※ ただし、成田プロの現実化をはばみたい人々は昔からいたと思われる。例えばアルカイックスマイルの成田ヒーローを、別ルートから世に出して欲しくない側は本当に嫌だっただろうし、例えば先生の当時念願だったウルトラマンの著作権の一部取得というか奪還というか、も、かなえて欲しくないと円谷は当然だが、業界も思っていた。
    円谷側は基本的にアルカイックスマイルを譲らない成田ヒーローに、円谷と別ルートから出て欲しくないって事だし、バンダイなども模型情報→B-CLUBでは成田氏の協力などしてはいたが、あくまで彼らは模型やB-CLUBレーベルのガレージキット部門でクリエイターたちと密接だった。しかしオフィシャル企業と密接な玩具部門の意見はまた別で、統一はされていなかった。ぶっちゃけバンダイもウルトラの利益は損ないたくなかったわけで。
   ウルトラの方が売れるわけだから、バンダイは成田氏にはやはりウルトラをさせたかっただろうし(でなきゃお金出してエモーションのオリジナルビデオレーベル等で新作作らせてたはずだ)成田氏をめぐってはバンダイと円谷は協調できていなかった。だからいわば先生と僕を含めた生徒&弟子認定者たちの夢の「成田プロ」っていうのを元々求めない人々は、本当に当時はいたる所にいた。ワンフェスなんかガレージキットの当日版権まだだったし、成田氏に対する独自版権を取ったガレージキットが出たら大荒れになるの判ってたから、もう業界も模型オタクも意見が議論百出どころじゃなく、てんで勝手な、めちゃくちゃな時代だったと思います。今は当日版権制あるけどねー 11:16 )


◎ あと、多分フリージャーナリストorフリーインタビュアーも始めると思います。
  フリージャーナリストといっても、専門外の事はしないつもりなので、
  どちらかというとインタビュアーというか。創作作家活動に比べれば比重はかなり軽いと思うけれど。
  あと、見知った人以外から取材する能力は僕にはあまりないと思うので、
  取材対象は見知った人になるかもしれません。初期は取材に謝礼を払えないかもしれないし、アマチュアという事になるかもしれませんが・・・得意分野についてはプロよりましな個人からの情報発信を目指しては行きたいです。まぁ「過去は過去でおいといて」という感じです。
  その場合の記事はこのサイト内に別ページを作るか、全くの別ページって事になります。
  動機としては、自分の応援したい人をより強く応援したい、というのと、
  僕の知ってる世界の、多ジャンルの、結構年配で、このまま一線からフェイドアウトしてしまいかねない方の、してきた努力をネット記載して残してあげたい、とか、
  「一線と認識されてないけどすごい人がいるじゃん?」とか、色々あるんですが、
  でも偽ブログや偽サイトや2ch上での誹謗中傷が片付かないので、いつまでたってもそれが出来ずに来ました。(まじ迷惑!!)
  あと、癒着云々言われたら協力してくれた方々が困るしなぁ・・・と。でも新聞やテレビやネットの記録が全てと思われてるような狂った昨今で、それらに名を残せてない人が間違ってるわけでもなく、残せてない人が正しくないわけでもない、って、要は応援できたらなぁと思っているわけです。
  そういう人を、アニメとかコミックとか特撮とか、そっち系のファンやクリエイターにも認識して欲しいと思っているわけで、そういう認識が増えれば、クールジャパンって言われてる方々が作る作品も、もっと変わって来るんだと思います。
  でも、いつまで経っても(十年経っても)叩きは終わらずそこに踏み切れない。でも、そういう方向でいけたらいいなと思ってきました。(手持ちの資料についてはそういう意味でも必要だって認識です。)
  これについては、期日を区切って、「ここまでは一般個人の意見、ここから、新規特定ページエリアの中のみでは、アマチュア(か、取材にお金払った場合はプロとしての)ジャーナリストとしての意見」、って事でやって行きたいと思います。
  肩書き付きの言葉だからってどれも正しいってわけじゃないのは、このMO-Cuteサイトの僕の意見を読んでる皆も充分判っていると思うので、それは僕だってそうかもな、って事で、そういう認識でよろしく。
  (比重としては僕の生活時間のごく部分的な所だとは思いますが、今後の僕にとってとても重要だと思ってるし、ネットサイトをやってきて培ってきたものって、そう生かすべきなのかもしれないと思ってます。取材にお金を払うにしても、記事に読者があった所でどうせタダ見されるだろうし、収入のめどは全くないので・・・。
  本当はそういうアニメコミックゲーム業界向けの業界ミニコミ誌を作りたくてタイトルも決めてるんだよね。でも多分それだけの資本はないし、ミニコミ誌を作れるだけの協力者はいないので。多分理解もしてくれない銀行に金借りるとか絶対に嫌なので。やったらやったで袋叩きだろうし。でもそういうのもやりたかったorやりたい夢って事ではあるのでした・・・職業選択は自由なのでやれる時にはやりますが)
  言ったからってすぐできるわけじゃないし、まぁあんまり変わらないと思いますが、宣言は必要らしいので。 by 森本浩司(2015_7/10 3:13)

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