● 阿藤快氏の訃報は自分的にかなりショックだった。
ウチは家族が常に誰かテレビを見ているような家庭で、ほぼテレビはつけっぱなしなので、例えば2時間ドラマとか結構かかっていて、阿藤氏の演ずるドラマはかなり、かなり見ていた。で、殆どの作品でいわゆるおじさんの好漢を演じていて、義理人情に厚い役が多かったので、そりゃ感情移入するじゃん・・・いい人だなぁ・・・と。そんな役者さんがなくなると、ショック受けるのは当然なんだよ・・・しかも納得感がこれっぽっちも無い。
名前を読みは同じで海から快になったのは面白いなぁと思ってたんだけど、例えば豪快って言葉がぴったりだし、まぁなんていうかギャグ系やコメディ系の番組だとまさにブースカじゃないが快獣って感じで(失礼!)・・・いや、かぶりものとかもどっかでしてた気が・・・
俳優だからそりゃ名演技を見れるドラマ(「京都地検の女」など)での姿も数多く思い出すけど(意外とカッコいい)、何より自分は結構NHK土曜夜の「ケータイ大喜利」を何度も見てて、定期的にやる阿藤氏の回が大好きで、そんで「阿藤さん何を言った」の回は割と録画したりしているくらいで、だから余計に 何で? って感じがある。
グルメレポーターで日本全国歩くような人だったので、そりゃあっちだとそういう地域紹介番組に出ていた地井さん達とか宮尾すすむ氏とかと話があうだろうし、役者の方でも児玉清さんとか愛川欽也氏とか緒形拳氏とかもう大勢あっちに行ってしまっているわけなので、そりゃ寂しくはないだろう、結構みんな和気藹々と・・・向こうが退屈はしないだろう、とは思っているけれど、やっぱり、それでも最近のテレビの有名人のなくなるこのアトランダムさは一体なんなんだ・・・?と思って、それが悔しい。寂しさもじわじわ来る。
ていうかドラマとか旅番組とかケータイ大喜利以外で自分が阿藤氏の番組で好きだったのが、各通販番組で。これは買う買わないに関わらず本当に好きだった。なんていうか、この品物を買ったら本当に日々の生活が幸せになりそうだ、っていう喜び感とか、それを伝えたい!!って気概が伝わってくるんだよね。で、ものすごく誠意のある出演をしてたんじゃないかと思う。阿藤さんはグルメの紹介でも通販紹介でもそうだけど、本気で一般大衆(良い意味での)の生活や人生が幸せで豊かになる事を信じて、こんないい場所やいい店やいい品物がある!!と、人生は笑いに満ちている!と、みんなに伝える事に、ものすごく生きがいを感じていたんじゃないかと思う。人生って素晴らしいよと。阿藤氏の番組からはいつも自分はそれを感じてた気がする。それは地井さんのちい散歩とかもそうなんだが、阿藤氏の出てる番組からもそれを僕は感じてて、それはものすごくテレビの中で大きな主張ウェイトを占めてたと思う。
だから阿藤氏があっちに行ったのは、本当に寂しい、と思っていいと思う。で、こっちのテレビがそれで寂しくなろうが、向こうが阿藤氏らもまぜて明るく和気藹々となるなら、しゃーないか・・・と思わざるを得ない。
でももうそろそろテレビで自分が長生きすんだろなと思ってるような人の早死には勘弁してほしい。まじ勘弁してほしい。(あと、中島啓江さんの追悼文もあとで書きます 2005_12/6 0:34)
○ 久方ぶりに人形の現状写真を撮影して、twitterの自分用閉鎖アカウントの自分語り(爆笑)用にupしたら、自分的に問題若干発覚で、もうちょっと修正する事に。
ていうか小さい繊細な少女の手首造形って、結局ガシャポン美少女フィギュアが今では一番なんだよなぁ・・・(2015_12/6 0:10)
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