2015年11月28日土曜日

こーじアンテナ!

● うーん、政府の麻生氏が日本は破産しないとか言ってるらしいんだが、国債を売ってそれで日本が借金しているとして、それを返すにはつまり国がお金を刷ればいい、みたいな事を言ってたのは某三橋氏とかもそういう事を言ってるんだけど、ならいつ刷るの?って事なんだよね。僕が思うに何度も刷るべき時を間違ってる(というか見送って墓穴掘ってる)。ていうか今は中国の鉄を買い続けてなんとか五輪の建材に間に合わすべき時なんだが。
  ていうか、僕は日本が頑張って日本という国の価値が上がっているから日本円が高くなったのだと思っている。で、日本が頑張ってるというのは国が頑張ってるんじゃなくて、国民が頑張ってるから日本円が上がってるわけ。だからデフレになってた。それは良い事じゃん。だから五輪の建材が買えるとか良いことが多かったはずなんだよ。それがデフレじゃなくなってしまった。
  例えばお金を刷ればインフレが起きるというのをみんな言う。でもインフレになれば当然物価は上がるんだが、でも今高齢化社会だよ?多くの高齢者のもらってる年金や保険金や家のローンやみんなそうだけど、それらはデフレ当時の値段で年金配給額で保険金額だ。でもそれがインフレになると全くはした金になってしまうように価格操作されるというのなら、高齢者を殺すのと全く同じだ。お金ははした金になるが、それまでの契約は契約だから全然それらの年金受給額等は増えない。つまり子供のない老人家庭は生きていけない。そういう事態が勃発してしまう。
  「お金を刷ればいいんだが、インフレは絶対駄目で、モノは豊富なデフレ状態」ってのが、五輪前の経済状態としては最適な筈なんだが、でも今のこの国は阿呆な経済連中がインフレ方向に持っていこうとしているわけで、それではデフレ当時に決めた配給額しかもらえない高齢者達は今後生きていけずに自殺者が増える事になる。これは地獄だよ。この国には国の破産以前に地獄が来るんだよ。それは高齢者が負わされる苦しみ(例えば所得が多いと見なされると後期高齢者医療保険のために毎月3万円とか老人は払わされる。でもその額の分だけ延々老人が年金をもらえているかといえばそうでもない。実は結構バランスが狂ってる)
  というか「国がお金を刷るまでもなく、バーチャルマネーでお金がある事にしてしまう」って手もあるとすれば、「そもそも実体貨幣の意味って何?」って事になり、「お金を求めてみんなが汗水働く意味は何?」って事になる。あー僕は中村監督の「C」(アニメ)好きだったなぁ。
  つまりはそれそのものが次の崩壊なんだよね。
  そもそもそうそう紙幣は刷られないんだが、つまり五輪関連みたいな国家事業に対して働く実際の労働に対して紙幣を刷って賃金に充当する、っていうのはまだ理解ができるんだけど、ただただ経済界の為に経済コントロールの為に「五輪前のせっかくのデフレ」を消したりするのは国家破産というより自殺行為と一緒だったんですよ。大企業や経済や証券取引の為にお金を刷るなら、結局国民が終わるのは一緒なんですよ。だから馬鹿だって言われてるんだ。
  まぁ民間にお金が行くように色々配るのがばらまきとか言われているが、国が民間だと思いこんでいる大企業のトップや各銀行なんて民間でも何でもないわけで、それらの上で国からのお金がプールされる位なら国民に直接ばらまく方がまだ健全だ。民間の上にまくか下にまくかの違いでしかない。しかもそれをしたっておそらく全然足らない。そういう事でもなければ老人家庭や障碍者負ってる家庭は、次の消費増税とインフレでマジで消滅だ。
  お金がなくなるのが破産というより、経済が虚妄化するのがバブル崩壊だったなら、もう次の「経済概念の根幹を崩壊させるバブル崩壊」は、近いような気もするわけで。
  まだ僕の言ってる事が解らない人も、もうすぐその断片は見えてくるような気がする。いや、見えてこないに越した事はないんだけどね。(2015_11/28 1:58~2:18)
  (ていうかさ、働いても働いても低所得になってしまうのは何故?って、それが既に「労務に対する対価という概念」の崩壊の兆候だって、解らないのかな)

0 件のコメント:

コメントを投稿