2015年11月5日木曜日

こーじアンテナ!

◎ ていうか、自分的にはやっぱりすごいなと思う日本の人形作家の方っていうと、四谷シモン氏や恋月姫さんだったりするけれど、他、同じジオシティーズでHP持ってる方だと木立真佐美さんはやっぱりすごいと思う。特に近年のあのクリアのお人形は、自分が子供の頃から変身サイボーグ玩具が好きだったからか、本当に美しいと思う。基本的には大地に根ざしたようなフォークロアっぽさもある人形を良く作る方なんですが。
  あとは清水さんとか伽井さんとかー・・・すごいよねー!!っと。井桁さんのは、小さい子が良いです・・・。

  自分の人形製作の実力については・・・今のサイズにかかりっきりなので上達したかどうかさっぱりです(笑)。
  ただ今のサイズ(20cm)で作られた人形の中では一番出来いいだろうなとは思う(このまま行けば!!)。このサイズで最適の方法論しか使ってないので、他のサイズの事は解らない!って事で・・・
  そういえばこないだエコールドシモン展で会った某氏に聞いた事なんだけど、やっぱりレジンでもなんでも収縮からは逃れられないそうで、つまり商業ラインのフィギュアの場合、可塑剤の揮発前に収縮前に塗装をしてしまうとあとで本体が収縮してしまい、塗装面にひびが出てきたりする。
  それだけでなく合成素材を使う以上、レジンでも樹脂でも合成皮革でも、経年変化からなかなか逃れられないそうだ(まぁこないだ僕が体験したウレタン靴の底が崩れてなくなるというケースとかは極端だが)。
    各種フィギュアの場合それでサフレスも流行っているんだけど、サフレス仕上げでもやっぱり素材の経年はありそれが透過してみえてしまう・・・という感じらしい。
  まぁなぁ・・・全然違うけど、ウチにかなり大きいボッティチェルリのヴィーナスの立体像があるんだけど、そちらもいわゆる練り物なので、経年してる感じはあるよね。
  経年も味方に付けられるような造型物にするしかないんだろうか?って。まぁ結局天然素材なら一品モノにならざるを得なかったりするみたいだけれど。でも、例えば天使の人形を作るのに鳥の羽を使おうかと考えてたんだけど、最近昔の道具箱を開けてみたら鳥の羽の羽ぼうきが完全にボロボロになってるのに気づいて。
  まぁ今後の材質の進化を願うしかないんだろうか。不変な材質を使って、永久に残るものを作りたいって芸術家は望むものだけど、色々とハードルはあるみたいだなぁ。
  そもそも昔それを可能にした大理石や木彫ってものすごく技術がいるし!象牙なんてもう取れないし!! ( 2015_11/4 10:08)
  ※ まぁ絵を描く上で天然の風合いはいいよなぁって事で、前に例示したセピアインクと、新しく買ったウォールナッツ塗料を試してる。(10/23)

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