2015年8月26日水曜日

こーじアンテナ!



◎ SDカードリーダーが1000円以内で買えて助かった。
  ていうか今年僕が「夢ー獣レムミン」を描いたばかりなのに「ウルトラマンX」6~7話の最悪怪獣ガーゴルゴンが羊角だったのにかなりヘコんだ。
  恩師の成田亨氏の初期怪獣について、「意味性のない形を作った」と評した評論家の人がいたけれど、僕は「けして成田怪獣には意味性がなかった(ただの器)わけじゃ無いぞ」と思ってる。例えば成田氏的には一本角は神獣(ユニコーンなど)2本角は悪の象徴だったりするわけで、そこは僕は、必ずしも成田怪獣を踏襲はしないにしても意識はしている。
  で、やっぱり羊とヤギで言えば、羊が善、ヤギが悪・・・のようにキリスト教界では判断されてたりする。「美」って、羊がまるまると太った様子をあらわす漢字らしいし。
  僕は「ヤギを悪と思い込むのはそこんどこどうよ??」と思ってるので、ヤギを善のモチーフに使うのも別に構わないだろと思ってはいる。でも逆に羊の角を怪獣につけるのはそこんとこどうよ?と。
  羊の皮を被った獣とか、そういう意味なんだろうか?いまいちわからないけども。
  でもまぁ、6~7話の物語自体は多少良かった感。キャストの演技は・・・やっぱ大地とXと隊長とグルマン博士がいいかなぁ。周囲も演技が熱くなってきて。でも約7話放送ですぐ総集編入るシリーズにしては、内容密度が濃いのか薄いのか解らない所もある。ビジュアル的に説得力はある内容だとしても、今回の話も・・・異星人側の根拠をかなりすっとばしてビジュアルだけで説得してる部分があり・・・。
  要はそれぞれのシリーズならではの作品の主張を、ちゃんと送り手が子供に伝えられれば勝ちなのだが。それが出来なきゃ現代を生きる子供のための番組の意味がない。
  今のウルトラマンXがそこが出来てるとも出来てないとも言わない。現代の子供だけまっすぐ見て作ってくれてれば僕は納得する。特撮オタクなんて2の次でいい。 (2015_8/26 5:52)


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