● NHKスペシャル終戦70年企画アニメ「あの日、僕らは戦場で」を見ました。
とても密度の濃いドキュメントだったと思います。アニメのシーンも淡々と解りやすく表現されていて、
ケレンなど一切ありませんでした(伝わることが最優先の演出)。愚かな軍司令部や大人達によって
中学生程度の少年達が百数十人も命を失い、生き残っても一生消えない傷を背負い。自らの家すら焼く作戦に加わり。
でも重要なのは琉球民の上にふんぞりかえっていた愚劣で下等な軍部やその指令官(詳細)が、沖縄の少年達を、
戦争に使うのをやめていれば、戦闘に参加させなければ、そもそも降伏していれば、ここまでの惨禍にはならなかった。
大体、本土は空襲は受けても本土決戦はなく、少年少女も戦闘参加はせずだから、そこには内地側の差別があり、
明確に彼らを本土の人々の盾にしていた事は、少年だった彼らも感じていたという。
司令部が玉砕した後1ヶ月以上も彼らが大人たちにゲリラ戦を強いられていたという事実は重い。
その支配をイベントやネットやリアルなどで模倣してきた悪質スタッフ連中は全く許されないと思います。
ていうか、多くの政府政治家もそうだと思うんだが、過去の権力者だった身内の、一部無念の雪辱戦を、
自分が再び権力者になって晴らそうとか、そもそもその身内権力者の姿に憧れてるだけでね。間違ってるよ。(8/12 0:25)
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