◎ TOPページにUPした(→の)宇宙民俗ケフェセス(ケフェセス人・ケフェセス星人でも可)については、ケムール人へのオマージュという事で、今回白黒だけど真剣にがんばってみた。(顔UP)
色付けしていないのはテュルマーの所に書いたとおり今日雨でコピー取りに行けないからなんだけど、 もう一つ理由があって、それが下の写真。僕は写真ジャンルも好きなので、古い写真集もたまに買うんだけど、いつもお世話になってる知人社長からこの本を譲ってもらいました。 「ライカ誕生30年記念国際写真展写真集」です。 で、この本の中に、エリオット・エリソフォン(Eliot Elisofon)という海外写真家の写真が掲載されてます。この写真、なんなんだ?!って感じですが・・・この写真家の方は報道写真家で部族系写真も撮っていたので、そういう民俗ファッションの一種かそれに基づくファッションでは?とも思ったんだよね。 エリオット氏は民俗ヌードも撮ってる写真家ですが。・・・ケムール人デザインした成田亨氏も後にトンガに行ったりしてるよね。南方文化に価値を見出してる所では同じだ。岡本太郎氏もだけど。 ていうか、首まわりと身体の縞模様の服が結構目を引いたので、それを今回のケフェセス人に反映させてます。 ケムール人の顔にシンクロナイゼイションの技法(横向きの顔に前向きの目を付ける、エジプト絵画技法)が使われてるのは前から言われていて、ミケランジェロやピカソや尾形光琳からケムール人が生まれたというのが公式なんだけど、 首や足首が毛皮っぽいところや身体の模様は、この縞模様の服も入ってるのでは?と自分はちょっと思います。それで今回は、「成田氏のケムール人の更なる原点探求&Eliot Elisofonの報道写真を生かす」形でこのデザインをしてみました。まん丸メガネもこの写真が理由。 ・・・でも・・・多分僕だったら、このエリオット氏の写真を見た段階で、びっくりしちゃってフリーズしちゃうと思うんですよね・・・! だってこの状態で充分宇宙人じゃないですか。おっきい目で手足フサフサで・・・。ここからデザインを変更するとか、多分考えないと思う。 (でも、この写真の服に近いデザインのブリキのロボットとかはあると思うけどね。後年の石森氏のキョーダインに出てきたゴンベスしかりで・・・) ・・・今回「モリモトQ」として発表した2デザインは、あえて成田デザインへのオマージュで、極めて近しい方法論+自分の方法論で描いたデザインなんだけど、これを全デザインでやるとなるとかなりしんどいなぁ、って気がします。 ケムール人のシンクロナイゼイションの思考は、張り出した流し目が横から見ると顔の鼻と一体化して一つの横顔に見える、とか・・・額の所が左右の人がキスしてる顔になってたりする所・・・です。 でも白黒で縞模様描いちゃったから、カラバリ作るのが難しくなっちゃったよー;;;
それにしても、この写真見ながら、隣の女性の顔もあるわけだよね。魅力的だなぁ、この女性の顔。 このライカ写真展写真集は、昭和31年12月24日発行。僕の生まれるジャスト11年前の発行でした。 ( 2015_2/26 21:04 )
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