2015年2月12日木曜日

こーじアンテナ!






◎ 「成田亨の特撮美術」(羽鳥書店刊)買いましたー!!やっぱりいい本です。
右の写真は同書と、僕が成田先生の教室で受けていた講義の記録の手帳です。
日野教室にいた頃の僕はかなりのメモ魔だったんだけど、確かこの特撮美術の講義は配布物なしの、
サンプル表示&口頭授業だった気がする。で、ほぼ僕はその間書き漏らしてない。
(後注: 通常美術はコピー誌のテキストあったのだが、特撮美術のテキストはなかった)
後年講義内容がループしてたら何か配布物あったかも?ていうか模型情報の連載→
美術教室での講義がひな型になって、この本が出来た事がよく解ります。
美術教室の受講内容の方が詳しい事は詳しいけど、本としてまとまってる分この本は理解しやすい。お勧め!
なんていうか、僕個人的に、この本と手帳内容との比較研究したいです。
あと、今日テレビ東京で「永遠の0」が放送されるみたいなので、零戦模型についての先生の講義部分(画像)
飛んでいる小さいゼロ戦のプロペラの表現に丸く切ったプラ板を貼り付ける、とか、
安価なゼロ戦模型はバルサの貼りあわせの削りだし製、高価な模型はバルサの骨組みに金属板を貼り、
B29はジュラ板丸出しだからジュラ板を貼るかたたき出しで作るしかない、とか、
それぞれのリアリズムによって、省略可能な部分は省略し、引けない部分は断じて引かない、など、
(なんか脇にホーク合体シーンのしかけについて書かれてるが・・・)
ケースバイケースの柔軟性を限られた範囲で精一杯先生が実現してきた事は、この本でも解るので特オタは買うべし。
いや、軽口ではしゃぐように書いてるけどさ、人生観を揺るがすきっかけなんてそんなもんなんだって!!
ていうか、この話題日記に続く予定。 それにしても表紙の先生、若っ!!(汗)
 (なんか更新予定が特撮方面にズレてるよ・・・ヌード関連を書く予定だったのに!! 2015_2/11 17:42)


○ アウシュビッツ生存者が語る「死の収容所」、解放から70年
NHKなどの特番は全部録画しているんだが、先日からの人質ニュースだけじゃなく・・・国内外のニュースが辛すぎて
そのままになっている。解放から70年経ったというのに人間の闇はあまり変わるわけがないのか。
僕が望むのはつまり、単純に、平和を望み戦争を憎む人々が平和でいられる事なんだが、
しかし平和を望む人が、必死に何かを訴えている人々を、無視したり無関心でいる事は、
それはそれで歪み(ひずみ・ゆがみ)の元なんじゃないかという気がする。
ヘイトスピーチを作り出したのは、ささいな社会の歪みに無関心で済ませてきた、幸福な人々だ。
狂ってる奴は狂ってるから殺人を犯すにしても、まともな奴まで狂うような社会を、どうすればいいのか。
危機意識が鋭敏なだけなのに、彼らを狂気の義侠心に駆り立てる社会を、どうすればいいんだ。
僕はこういう戦争を体験した人々が、心安らかに余生を過ごして長生きできればいいなと思いはするが。
だからそういう余生をいきなり終わらせてしまうような犯罪や戦争は絶対許せないと思う。(2015_2/11 17:27)


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