2014年7月6日日曜日

こーじアンテナ!

○ ニトロプラスが二次創作のガイドラインを改定 「委託禁止」「200個以内・10万円未満」に賛否両論   ・・・という事らしく。これには魔まマやガルガンティアは含まれず、Fateやシュタゲなどは含まれる扱い。   結構これはいい案だと思うし、赤松氏の同人マークにしても、それなり使いこなせば効果はあるとは思うのだが、要はオタク界で各プロがリーダー的立場になっていくのが好かないという人々はいて当然だし、まぁそういう潮流ってのは乗り降り自由な方がいい。   降りるに降りられない連中に乗ったら大変なことなので、僕は「コミケも含めてやばい奴らに乗る時には覚悟すべき」と言いたいが、さて。   つまり、この手のゲームメーカー(ニトロの場合はエロゲも作ってたが、最近多少倫理的平衡感覚ってのがつかめてきたのか?でなきゃライダー脚本とか書けないもんなぁ;)のルールってのを、こうやって前もって告知してから守ってねと同人描きに頼むのはいいわけだが、   別のプロや出版社やゲーム会社が、先にブームをあおっておいて、後からルール追加、売りすぎた連中に突っ込みいれて作家を脅す、みたいなパターンになるとまずいし、それをコミケが利用するってのもまずい。   (※ 同人描き連中は、例えばコミケから警察や版権に垂れ込みいれられるとまずいのでコミケにはまず逆らわないし逆らえない。そこにこういう状況が来ると、現在でも悪質支配状態なのがそれ以上まずい事態になる。)   だから僕は赤松氏の「即売会のみで同人誌を販売させる」って案には反対なんだよね。コミケなど即売会やコスプレ関連のスタッフの悪事に突っ込み入れた人は、どこの即売会でも同人誌売れなくなるじゃん?(だから僕は二次創作では同人誌書くのやめたけど。ライダーVi:とかも、コミケのコスプレ広場を不当出禁になってから書いてないでしょ?(5話で最後。偽サイトが6話以降を続けてるが、僕のオリジナル漫画キャラのシガレットチョコがなぜか出てきて、その基本設定を知らない奴が書いているのでなんだかな状態))   もとい。
  で、このルールなんだけど、楽なような厳しいようなってルールではある。   1の「創作性があること」ってのはいいけれど、2の直接販売というのは、あやしいイベントに出たくない同人作家にとってはきつい。とらとかメロンとか果てはメイトで売れるのか?って問題はあるね。   3の数量の総類計数が200個以内は、なんとなく理解できるが、   4の売り上げ予定数が小規模(10万円未満)となると100000÷200で、200冊の本は単価500円以下で販売しろってことになる。   そうなると薄い本でも結構大変かもしれない。200部で40ページなんかだと表紙1色でも印刷代金が4~5万円になり、フルカラー表紙でも表紙フルカラーで7万円になってしまうからだ。   60ページ、表紙フルカラーだと8~9万円くらいで、サークル参加と交通費を考えれば、完売しなければ儲けは0円となる。   (なんで40ページかというと、エロ本とかじゃなく作品研究系や起承転結ある本、作家が二人以上の同人誌は40ページ位ないと体裁整わないからだ。)   すると同人作家の取り分は、大体5万円~3万円の間って事になり、1ページ単価の労働に対するおこづかい(収入というか趣味前提なのでおこづかい)が、750円~1250円、って事になるよね。いや自給1時間で作れるようなページなら納得できるが・・・  つまり「薄い本を高く売る」という同人誌ばかりが増えることになる。そこら辺は考え方にもよるだろうが、オフセットじゃなくてコピー誌が増えそうだ。「そこまで好きな奴だけ描け!」って事か。   (仮に永ピー氏ならどんなルール作るんだろうか?なんかまさに同人作家にサイレンならぬ試練を与えるすっごく厳しいルールになりそうだが・・・・・・基本的に永ピー氏は「同人誌を許可する」って事を考えてなさそうだったんだが、昔はwww←僕はFSS同人は描いた事無いよー・・・)   同人誌ってのは、仲間同士で作る本なんだから、複数人でお金を出し合うのは当然だが、結構昨今の印刷所代金の高額さを考えると、きついものがあるんじゃないだろうか。   まぁ僕は今後は仮に本出すなら自費出版的個人誌でオリジナル内容しか出さないと決めたので、出すとき何百冊何千冊売ろうがネットのみで売ろうがどこで売ろうが、 全 く 関 係 な い けど。   (こういう話をするとサザエさん1巻横長本が売れなくて山積みになったって逸話を思い出す;) (2014_7/6 7:07~31 JAPAN TIME)

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