2014年12月3日水曜日

こーじアンテナ!

●  マッサン視聴率低下の原因 玉山鉄二がろくに働かないからか
    視聴率についてはあぁ、やっぱりって感じだが、やっぱり僕は最近視聴率を取り出してからの朝ドラが  少し駄目になってきたと思っていて。例えばコシノ家を描いた「カーネーション」は語られてる物語や出来事が  ほぼ事実に即した話でよかった(いやあれも浮気相手とほっしゃんが実は同一モデルとか?)。てるてる家族も◎だったと思う。   けれど「花子とアン」なんかは、プロデュース的考え方や脚本の考え方がちょっと悪くなってきて、   例えば「花子の生涯」を描くという大目的より、脚本自身の惹かれる白蓮さんの人生などに本道がシフト過多で、   主人公の生涯そのものをまともに描けない(赤毛のアンが出版されて終わり)みたいな感じになってしまってる。   で、要は視聴率を取るというのは大衆受けするように話を作るという事だから、女性向けだと痴話話が視聴率を取れるという事になり、   ウケるように実在人物のキャラクターが捻じ曲げられたりもする。   で、マッサンの場合も同じなんだけど、「マッサン」の場合はさらに僕の印象に悪いところがあり、   僕が嫌いな日本人思考の「日本を勉強した白人偉い偉い」的な思考にかなりおもねる作りが成されてる事で。   ていうか主題歌が「麦の歌」って点からして、「一粒の麦もし死なずば」という物語であるのは解ってる。   でも、一粒の麦として死んだから偉い偉いとか、そういう感想を持たせる話は短絡で、   例えばこの物語で、日本で暮らす外国人にもっと優しくなろうとか、夫婦で夢を持つ大切さとか  異国に住む文化の違う人々への思いやりとか、そこまで視聴者(特に関西の)が至らなきゃこの朝ドラは失敗になるって事だ。   確かにエリー(リタ)さんはそういうキャラなんだけど、本来の彼女の凄さというのは、日本を勉強して日本になじんだ事だけじゃなく  日本に英語圏の伝統文化を伝え、志を同じくする夫の支えとなった所にあるわけで。   マッサンを見ながら日本人が上から目線で「日本語を勉強して日本に奉仕するエリー偉い偉い」と思う人々ってちょっと嫌。   で、竹鶴氏が玉鉄演じる亀山のようなヒステリーに怒りっぽく働かない人物かというと実は違ってて、   本来は、今週カモイ商店に入る前に、桃山学院高校で化学の教師になって教鞭取ってる筈なんだよね。   (卒業というか教鞭取ってたらしい。なんか各サイトが色々訂正されてるが)   リタさんが帝塚山学院の英語教師やピアノ教師などをする過程がちゃんと描かれるかなってのもあるけれど。   なんか本当にケイトさんたち俳優陣の演技だけで救われてる話になってきているのかな。   視聴率に執心な朝ドラ体制は嫌いだ。内容なら梅ちゃんや花子より、てるてる家族やあすかやちゅらさんにもあったわけだし、   実在人物の生涯を描くならちゃんと描かないと。過去のドラマの手法に充てるのではなくて ( 2014_12/1 8:59)

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