2016年2月12日金曜日

こーじアンテナ!

◎ ていうか、自分が宇宙人やメカなどデザインしてた時に、塗りをあまりしなかった理由として、PC上でセル画塗りをすれば「この人はアニメ向きの人なんだな」と思われるし、手塗りをすれば「この人は特撮向きの人なんだな」と思われる風潮があって、そういう固定観念を持って欲しくないってのがあった。大体僕は絵を習ってた以上、「ぱっきり明暗の影色が分かれるアニメ塗り」ってのになかなか妥協できない所があって(トーンワークでもシェード使う時が多い)、でもそういう「塗りによる他者によるカテゴライズ化」ってのが嫌だったんだよね。今塗りに色鉛筆を使ってるのはだからなんだけど、まぁコピックマーカー位なら許されるのか・・・でもコピックでリアルすぎてもなぁ、アニメ側から「やっぱこの人特撮系」って思われそうで。出渕氏なんかよく80年代にアニメと特撮の両輪活動出来たよね・・・
  色鉛筆なら、アニメ系にも漫画系にも特撮系にも美術系にも共感してもらえる画が作れるから・・・ってのはあるんだよね。あと一番慣れてるし。
  でも色鉛筆の欠点は、色数がなんだかんだ限られてるので、色による材質や質感の違いの表現が意外と難しいって事です。例えばひまわりの花びらを黄色とオレンジで塗るのも、黄金の金色を黄色とオレンジで表現するのも、使う色鉛筆は似てるので、それを横並びで表現するのは難しい(黄金の場合は暗部色に茶系を入れるとかあるけれど)。だから、色鉛筆を多用したとしても結局表現に限界はあるって事は先に書いとく。(質感の差異について表現可能だとしても、そこに注力するのが僕の本分か?って事なんだよね・・・ 2016_2/12 10:21 )



0 件のコメント:

コメントを投稿