○ 故・成田亨氏の回顧展が終わったみたいです。長い長い展覧会でしたねー(笑)
このサイトや僕の文章などを見て展覧会に行ってくれた地方の方々が色々何か思ってくれてたらなと思います。
実は開催中にちょっと調べものをして、その結果が・・・まだ出ておらず、しかし鬼彫刻手伝い(「鬼工人」主要メンバー)だった自分としてはチョットショックだったりした事もあったんだけど、まぁ結果が出たというわけでもないので、うん。
そこはまたおいおい書くとして、でも僕は、成田亨氏の展覧会を見た人に「絶対感動しろ」という気は実はあまり無い。
前も書いたと思うけれど、怪獣は結局怪獣で、暴力は結局暴力で、特に女性は「私は苦手」と思う人もいていいと思う。あと、アニメブームやゲームブームにどっぷり浸ってきた人々にとっては、「何が凄いの?古いじゃん」と思う感想も、あると思う。クリエイターの中に拒絶反応持つ人達だっているかもしれない。
で、そのクリエイターが商業主義の浅薄な奴らだっていうのなら僕も失笑するだけなんだが、でもそうじゃなくて、誠実な創作姿勢の人にそういう人達がいるなら、それはそれで構わないのだと僕は思います。
つまり見た人の心や創作活動の根底に「Q」を投げかける、剛速球でぶつけてくるのが成田作品だと僕は思います。最初先生の作品を肉眼で見た時もそう思ったので。
だから僕も「成田先生に今後は負けない!」(←デザイン的意味で)という気分で行こうと思ってるし、そう思って行こうと思ってます。そうであっても構わない、つくづく。
でも、成田氏の過去最高の回顧展を見た人達が、どういう道を今後歩いていくか、ってのは結構自分も楽しみです。
とりあえずのお疲れ様!! 楽しみです。 (2015_6/1 19:41)
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