◎ ていうか「ルパン三世」の新作は、イタリアの真性ルパンファン向けのアニメだからか、ちゃんと男と男の約束的な要素(SP的な少女を守る的では無い話)が出てきてて、ちゃんと昭和オリジンなドラマを感じさせて見ててスカっとする。
ゴールデンタイムに見せろって意見もあるけど、僕は深夜でも全然OKだと思う。でもって後からゴールデンタイムで再放送でも何でもすればいい。(まぁそれなら内容以外にも湯気対策は後でやればいいわけだしね。)
あと感動ポイントとして、エンディングの石川さゆりさんの歌う昭和戦後モガ的な不二子(?・・?)登場のPVみたいな歌、つんくが作詞していてしかも大野雄二作曲!!ってコラボで、なんか素敵で、涙出た。
あと、次元の小林氏の声質についてなんだけど、4chかなんかの夕方ニュースでグルメ紹介のナレーションやってる時の声は常に絶好調なので、要は小林氏が次元を演じるのに「渋くしようと」しているからなのではないかと・・・・小林氏はとっくに次元の年齢追い越しちゃってて渋いので、全然そのままでいいよ!!って、思います。(2015_10/11 21:00)
◎ 「ガンダム 鉄血のオルフェンズ」は、1~2話を見た時点では150点くらいは付けられる雰囲気なんだが、まぁあれだよね。岡田磨里脚本なわけだけど、結構ダグラム的というかガンダムW的というか・・・どちらかというと、星山氏がもう一度ガンダムやったら?っていうような雰囲気も出ているので、このままこの調子で突っ走って欲しいと思う。ていうか80年代のリアルロボットアニメの雰囲気が、現代のリアルな中東等の戦場で着々と現実の空気になっている怖さがまんまフィードバックされているっていうか。ていうかリアル感はあると思う。僕的にはあらやしきインターフェースってのがすっげーリアルに感じる。
まぁなんていうか僕の場合はどのキャラにも感情移入できる雰囲気。主人公のミカとイツカにも(いやーオーガ●ムだのオ●ガスムスだの連想させる凄い名前過ぎて初報では引いてたんだがもう慣れた)、1話で死んじゃった子にも感情移入したし、メカニックのおっちゃんもいい感じだし、昔の友達にビスケットみたいなのいたなぁ・・・今もか?!・・・みたいな。まぁ感想はあんまり書かないと思うけど、最終回までは見るので、しっかりやって欲しい。フリマで帰りが遅い日でも録画でちゃんと見るので。 ( いや「アルスラーン戦記」もちゃんとほぼ録画して見てたけどね。 10/11 21:17)
◎ アニメの「アルスラーン戦記」が終わった。最終回はもうなんていうか凄いリアルなああいう時代の合戦の行き着く先が女達の自害の目撃っていう、もうとてつもない嫌感だったんだけど、でもそういう描写をしなければこの主人公の成長物語にならない。だから仕方ない。
(主人公が成長するためにモブがどんどん死ぬドラマは僕は嫌なんだが(前にも書いた))
まぁ、このアニメで僕らは荒川弘さんのコミック版からのアニメ変換されたアルスラーンを見れたわけだけど、僕的にはもうアルスラーン王子がかわいいかわいいで、それに尽きるわけで・・・「あぁ、90年頃に荒川さんキャラでのアルスラーんが見れてれば、もっと共感してはまれたのに!!遅いよーっっ!!」ってのが僕の印象だった。まぁ僕の性格ではダリューンにはなれないしなぁ。
でも逆にこのアニメを見ながら僕がなんとなくひしひしと感じてたのは、「王子様が王に」なろうがなんだろうが、王が王であるほど、人々個々人の人生の責任までは負いきれるものでは無い、ってことだ。それぞれの人生の責任はそれぞれが負わなきゃならない。王様ができるところなんて、国家が成り立つ上での良い関係性というかそのきっかけとか方向性を規定する位の事でしかない。それを、民の思考すべき部分の責任まで全て負えというような国は結局ろくなものにならず、第二次大戦当時の日本のような、狂ったレミングになるだけだ。
だからアルスラーン戦記を見ていて僕が思ったのは、その狂ったレミングになる国とそうでない国の差を、アルスラーン王子はどう実現するんだろうか?ってそこに尽きたわけで、で、その道のりははるかまだ遠いって印象を受けた。(実はこの点って意外にアニメではご都合主義もしくは主人公の周囲が善人で、ならずもの国家の周囲は悪人だから、って空気で片付けられちゃうので) まぁ・・・次期があればまた見ます。いいキャラ多かったし、いいアニメだった。合戦シーンのたび、スペクタクルを感じました(結構重要!!)。 (2015_10/11 21:35)
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