● 交際女性殺害の元警官、酌量求める 大阪地裁で初公判
大阪府警の現職警官が、二股交際の片方に結婚を隠して不倫相手にしてしまい、それがばれると彼女を殺した無残な事件。
酌量なんて絶対に許されない。僕的には死刑でもなまぬるいとすら思う。その感情をも押さえるのが辛い。
この不倫させられて殺されてしまった被害女性が、某福祉大学の卒業生の社会福祉士だそうです。
僕は浪人時代某予備校に通っていたんだけど、アニメコミック方面にも当時は進みたくて本当に悩んでた。
でも、そこの選抜英語単科の先生の授業だけはかなり必死に勉強していた。
聖飢魔Ⅱや爆風スランプのメンバーも生徒なんだと、先生は結構嬉しそうだった。
多分僕が一般的に言う勉学ってのを最後に一番頑張ってみたのは、その先生の授業で、
一度だけ自分の進路というか、重い思いみたいなのを泣きながら相談した事があって、
その予備校の先生は本当に親身に聞いてくれた。その後先生は衆議院と参議院議員と歴任して、
自分としては成田先生に習ってた事と同様に誇らしく思っていた。しかし殺された女性はその先生の福祉大学の生徒。
3.11後の震災で、東北の人達も傷ついているだろうと思うけれど、この福祉大の生徒達はみんな、
障碍者福祉や老人介護や、福祉と名のつく様々な仕事に従事しようと毎日頑張っている立派な生徒が多いんだと思う。
それはあの先生の学校だから、勝手に僕はそう思うんだけど。だからこの学校の痛切を想像すると耐えられない。
社会に出て社会福祉士になって・・・だとしても、大学卒業したからって全ての縁が切れるわけじゃ無いじゃん。
人の生命を苦境から支える福祉大学の生徒が、犯罪から人々を守るといつも尊大な警官の歪んだ性欲と独占欲の犠牲になった。
先生は議員時代に「人権擁護法案」の草案に携わっていた。でも2chなどのネットで壮絶な叩きに合って、草案は廃案になった。
・・・80年代に授業で、「大衆はハッピーピープルだとしても、人々を引っ張る人材は
ハッピーピープルではいけない」という内容の事を先生が時折言っていたのを思い出す。
でも、ハッピーピープルが戦いを正当化しかねない時代に、あえて幸福や福祉を追求する事も大変な努力だと思う。
それが手の届くレベルの事だとしても、政治や社会システムの次元の事だとしても、その差は単に「適性」だと僕は思う。
東北の若い子たちは3.11後の東北の福祉に携わりたいなら、彼女のいた福祉大学も進路に考えてみたらいいと思います。
でも、福祉系の大学や専門学校は一杯あるし、どこも立派な学校だと思ってOKだし、
未来を目指した努力の結果が叶っても叶わなくても、その先の進路を行く自信になるよ。月並みなセリフだけど。
あぁ、「失望はしても絶望はしてはいけない」とも、先生はよく言ってた。そういうひたむきさこそ省みられるべきだ。
無力だね、自分。 (10/01 4:21)
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