2015年5月14日木曜日

こーじアンテナ!

○ シャープ3月期の最終損益は2223億円の巨額赤字に
  まぁ当然というべきか。自分のアクオスブルーレイレコーダーも、完全にブルーレイディスクドライブがお釈迦になってしまって、修理をしないで、両親のレコーダーで泣く泣く深夜アニメなどの録画をさせてもらっている。ハードディスク(HDD)は前書いた通り既に1度交換してもらっているし(中身の満タン状態の故障HDDはまるっと中国行きでただHDD交換だけだった)
  これらの故障は全てアクオスブルーレイレコーダーの初期設計の駄目さにある。例えばアクオスブルーレイのHDDは録画数の上限が999件である。それだけしか表示ができない。
  ところが僕のような昔からのニュースオタクはニュース番組の一部だけを録画したりしてしかもそれらをまとめてファイルを一つにまとめてマージしたりする。ところが、1つマージをするごとに、ファイル上限は999から998に減ってしまう。しかしそれが録画リスト上からは見えない。
  しかもこのレコーダーは、録画上限数を予約が追い越しそうなのに元々警告ができない。999件しかHDD録画できないのに、それを越す状態でも録画を受け付けてしまうのだ。それが数十以上録画可能な件数減ってるわけだから、もともと内部認識能力の低いレコーダーだけに、更に中のファイルのハンドリングがパニック状態となる。
  更に、このレコーダーは(最近ましになってきたが)MXテレビなどのローカル局で映りの悪い局を録画すると自動で録画を停止してしまったりするし、ディスクが少し汚れているだけで、ディスクが壊れていると認識して、エンストを起こしてしまう。これはBDの初期化時も同様なんだけど、例えばHDDのアニメをBDにダビングするとき、BDにほこりがついていると、BD不良とみなして、そのBD一枚に対して録画や編集の書き込み停止診断を下してしまう。
  とにかく、HDDのファイルハンドリングも弱ければ、BDの防塵性も弱そうで、そのあげくの果てにHDDが壊れたりBDドライブが壊れて、いまや録画状態のBDを入れるだけで、その録画済みのBDをいちいち白紙にしてしまう始末(書き込み禁止に僕がしてたのも関係なく・・・)。
  お話にならない。で、こういう故障が保障期間の2年以内に頻発するわけで、中国工場に基盤を置くシャープはユニット交換以外の対応ができず、無駄にデカいパーツをどんどん湯水のように交換している。だから表題ニュースみたいな事態になる。
  そんな事をやっている中国工場依存で国内が駄目になりさがってるなら、どうにもこうにもなるわけがない。シャープがここまで墜ちたのは、液晶が駄目だからではなく、中国依存で製品の故障があまりにも多いからだ。こんな製品で企業再建などありえないと切実に思う。こっちは新BDレコーダー買うお金もしんどいってのに。いっそアクオスブルーレイレコーダーの全リコールかけてくれた方がまだすっきりするが、電話によるとその問題解決すらできてなかったようなので、リコール自体、する企業能力すらないんだと思う。
  何度も書くけど、昔のシャープがビデオデッキで一時代築けたのは、映像オタクやアニメオタクを大事にしてたからで、そういう映像ジャンルのオタク系の人々を大事にできない企業が、ブルーレイだなんだ言ったところでむなしいっていう話。
  だって、僕たちアニメファンが割と日陰の存在だった頃ですらそうなのに、国民のオタク数が増えた現在なんてもっときついでしょ?そこを改めもしないで再建してどんな未来が?って事です。
  (でもこないだ壊れたブルーレイ君が、新しいプログラムを今更のように読み込んでたよ、故障前の録画の再生にしか使ってないのに。修理も新機種買うのも価格が同じだなんて、本当に製品がかわいそうだ。駄目じゃん!!) (2015_5/14 18:33~18:40)

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