2016年1月23日土曜日

こーじアンテナ!

●  故・成田亨先生のフェイスブックページが更新されていて、ご子息が名文を更新されていたりしている。いいなぁ。
  ただ、「本物が残れるとは限らないかも」、と僕は思っている。というか簡単に言ってしまえば、(とりあえず僕はこれでも正しくありたいとは思ってきたし、表現においては人間性の本質などを表現もしてみたい、また自分でなきゃできない表現をしてきたいと思ってきたわけだけど)、
  簡単に言えば、「いまだ人間社会から悪が消えたことはなく」「人間の男女行為は悪人の遺伝子すら残してしまう」「悪が善に改心する事はそうやすやすとは行かない」「人間は悪の表現を悪なればこそ買い、経済的援助もしてしまう(悪質AVだの悪質エロ同人だの)」 って事で・・・要は善も残るが悪も残ってきたのが歴史だ、って事なんだよね。だから悪の表現も残る。普遍的悪なのに。
  でも、僕は、本物の表現ってのはまず経済とは全く関係がないし、他人の歴史とも関係ないし、「不変な真実かもしれないけれど、極めてはかないもの」だと思っている。一瞬で現れてたち消えるような感性が本物だと思う。例えていうなら極めてはかない恋やはかない命を不変化するような。それが僕の求める本物の表現で、でも僕自身は「はかない命でも強くなれるよ」というそういう表現・・・というか、なんというのか、そういう表現をしてしまいがちなのが癖だけど、でも「はかないものがはかないまま生きていく」という表現が好きなんだよね。「はかないものがはかないまま死ぬ」では無くて(そういう不幸話が昭和には多かったが)。「はかないものが自分の意思を全うして生きる」が好きなわけ。
  いや・・・なんともかんともなので、この話の続きは僕の過去と今後の表現にまかします(笑;)・・・過去のデザインネタでほんの着想にずっとこだわるってのも、その「はかなさを不変化する行為」かもしれないです。芸事の再現性にも通じるかもしれないけど。

  まぁ、要は、消えそうな本物は応援すべきじゃないか?って事で(ご子息もそういう活動してるけど)・・・世の中の若い不遇な少年少女の良心が、不遇ゆえに折れてしまう事はあまりにたやすいわけだけど、それをみんなの意思で折れないようにしていくのは大変だよね。で、結局はまぁ、折れない範囲で頑張るしかない。みんなどっか折れてるような気がするけど、折れてない所のみをネットや仕事で「表現」するとしても、そこは「みんなどっか折れてるかも」と思って、観賞する事は大事かもしれない。(何書いてるかわかんないが!色々考えてんだよ僕もー  2016_1/23 13:43)



○ ていうか2007年ごろのラフ画をクリンナップして創作サイトにUpしてみて思う事は、カンデンキ(デンチジョー)やナプラー・・・作品としては面白くても、やっぱり僕のデザインとしては古いのかなぁ、って思う所もあり・・・。ただ古っぽいデザインでも好きな人はいるかもしれないから、発表するのもいいかもしれない。僕も気に入ってるデザインなので。でも他人にとっては目新しいとしても、僕にとってはもう9年近く前のネタなので、描いてても斬新感がなくて我慢できない所はあるよー。もったいないオバケになるといけないので描いたけど。
  ちなみに最近の僕のキャラに頭の縦リングが増えてるのは、2007年のナプラー原画頃からでは?と思う。なんだパイナップルかよ。でも天使のリングが付いてるパイナップル怪獣なので、ナプラーも聖獣なんだよね、多分。
  あと2作品くらい過去ネタやって次は新規絵描くかもですが、さらにはたから見ると迷走の予定です・・・他に創作作業もあるので出来る内にやっとくんだ・・・  (2016_1/23 4:07)
○ ていうか、最近FSSの新作イラストでハープかギターの弦モチーフっぽい赤いGTMのデザイン?があったけど、僕もホウロンで一度ハープモチーフ発表している身として書くならロボ+ハープの組みあわせはラフ段階では描いてたわけで、その点ちょっと不覚取ったーーーってちょっと沈んでた。沈んだけど一応描くよ、今年中には・・・。(2016_1/23 4:20)


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