2016年1月23日土曜日

こーじアンテナ!

◎ 南国星獣ナプラー・・・ 'Nappler' is a Fanky star-beast from south space system. He is looks like pineapple or arecaceae. He is came to equator of Earth several times. But He is angry to pollutions on tropicals.
  
  デンデンデンデンデンデンデンデン・・・
  ナプラー。南国星系からやってきた南国星獣。「モリモトQ」登場怪獣。
  過去何度も地球に飛来してきていた。彼は地球における南国(フィリピン・インドネシア・シンガポール・マレーシア辺り)の気候を好み、それに該当する 惑星を順々に回って生活をしている(移動時はパイナップル型に変形)。食料は海水など。性格も知能も大体頭のいい犬くらいで、太古の地球にも伝承が残って いる・・・と言う設定。
  しかし南方国家の工業化による公害や水質汚染などに彼は怒り出す事になる。基本的に彼は穏やかで温厚な気質なのだが、怒り出すと頭部にパインリング状 の輪が出来て、完全に怒った時にはそのリングや腹部のリングをだるま落としの要領で打ち出し攻撃してくる。その破壊力は腹部のリング1コでビル3つを破壊 できる程度である。
  頭部のリングを打ち出したあとは何に怒っていたかをさっぱり忘れてしまう。結構さっぱりドライのいい奴なのである。しかし再生能力が高いので、それらはすぐに元に戻ってしまう。1コならビル3コ程度でも、連続再生されるとコンビナート大破壊。
  「南国の怒り」に登場。タイトルはどうでもいいか(^^);

  これもレクトマン登場怪獣って事で2007年のコンテスト前に描いてたラフが出てきたのでクリンアップしたものです。
  発想的には、昔ウルトラマンのベムラーの体表がパイナップルの皮がモチーフなんじゃないかと思った事があって、それでパイナップルを体表にした怪獣を描いてみたいと思ったのが最初です。
  ただベムラーまんまだと「あの怪獣みたいななどの発想では絶対に新しいデザインは生まれない」という成田先生の言葉があるんで、一応根底からのデザインのやりなおし、みたいな感じで描きました。
  一番こだわったのは腹部の模様です。パインそのままだとベムラーなのでこういう形になってたんだが、数年後「鎧武・パインアームズ」が四角いリベット型(大江山の鬼の棍棒のトゲの形)パターンのヨロイになってたので、あー、そういう手もあったかぁ・・・と。
  でもこのデザインって、特撮思考だと右のようなデザインだけど、アニメにするなら左のポケモンみたいな身体が最適かな、って気もしてて、別に詳細パターンはどうでもいいって気もするんですが。
 逆に言うと腹部に斜め格子パターンを描くだけだってアニメや漫画ならパインっぽくなるわけで、それ自体でも物語は成立しちゃう。って事は、そっから先は 単に立体物にするための意匠仕事でアート仕事のこだわりでしかないんだよなぁ・・・しかも「ソフビ化されるかも?」って前提下のデザインなので、アートと しては違うよな、って。
  パイナップル怪獣なんですが、足には木のモチーフを入れたい。でもパイナップルは樹上になるモノでは無いので、シュロというかヤシの木っぽい足と尻尾を入れてます。
  つめがとがってるのはいわゆる歌の「アイアイ」って南国のサルからの発想ですが、これはやさしい爪にした方が良かったかも。
  で、この聖獣は大きな二つの単眼と、大きな複眼を持ってますが、単眼の方は某犬種にこういう位置に丸模様のある犬がいるので、それを単眼に見立てた感じです。
  僕はパインジュースやスライスされたパイナップルの缶詰は好きなんですが、生のパイナップルを食べると舌がビリビリやられてしまうのが苦手です。
  また、犬も写真で見たり遠目で見るのは大丈夫なんですが、近くに寄られると全然駄目です・・・いつもハァハァいいながらよだれをたらして舐めてくる 事+子供の頃に大型犬にかまれた経験があるのと、一番大きいのは「寄って来る上に全く予測がつかない動きをする」事です。ネコはその点動きが優雅で そうそう舐めないしじっとする時はじっとしてるので・・・
  つまりパインと犬ってのは「嫌いじゃないんだけどフィルターがないと苦手」な象徴なので、それでこうなったんじゃないかと思う。
  本当は手が4本で上下対象に付く予定でした。僕はその方がデザインとして安定してたんじゃないかと思うし、星から来た動物なら足6本あってもおかしく ないだろとは思うけど、元をたどれば成田先生のベムラー表皮から描き始めたモノなので、今回は手は2本に押さえました。 (2016_1/22  14:16)

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