◎ 「NARUTO-ナルト-」、凄い最終回だった。エンディングがカラーでアニメみたいだったのもだが。 後日譚がカラーって、子供達の世代をストレートにイメージで見せてくれた感じで、◎で、
まぁなんというか、ここまで描ける作家さんには、2次創作は絶対勝てないなとなんとなく思った。
・・・本当にこの漫画が好きで夜も日も明けなかったファンにとっては涙止まらない最終回だったと思うんだが、
(僕は根本的にカカシ役の井上和彦氏が頑張ってるなぁと思って入ったクチで・・・でも、
昔からある忍者漫画を今何故?という疑問は常にあって、しかも登場人物達の厚みがある漫画で)
この漫画を今好む読者ってどんな少年たちなんだろうと思いながら見ていたんだけど、
最終回近くになって(というか最近のアニメも)やっとなんか自分にも理解できる共感できるというか、
無視できない的な。主要キャラクターの真剣さにシンクロしてしまいそうな事が増えてってたと思う。
最終回近くの主人公達がもの凄く良かった。表情のね、描写がね、凄くて。渾身て感じだった。
そこでラストになって、自分も納得の感、というか。つまりこの漫画の主人公たちは、常に大人に追いついてくる若者たちだった。
カカシとか里の先生たちとか死んだ父親とか、偉大な先輩や先祖たちがいて、そこを駆ける少年たちのドラマで、
だから、走りきった事で、また (どうしようもない)親や先輩を抱えた 子供世代に視点を移すのかなぁ。
ジャンプという世界は、漫画一辺倒になれない僕から見ると狭くも見えるけれど、
岸本氏のそれまでの人生、ジャンプの中の15年、出会いと体験がこういう最終回にまで到ったって、ジャンプ含めて流石と思う。
世界中のファンにとって最高の最終回なんだろうなー・・・言葉要らないよね。 (2014_11/11 7:02)
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